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ブログ

産直×再生(ものあい×余白×かまわぬ)

去年の今頃、販売した手甲半纏コート。私は相澤さんに電話をした。
理由は松煙染めがやりたくてネットでやたらと検索をしていたら、モノアイさんにたどり着いた。そしてモノアイさんは相澤染工場さん(https://www.aizawa-senkojo.jp/)という昔からの工場さん

創業明治39年、印半纏や暖簾を伝統的な技法で作っている工場さんだったと知った。とりあえず、電話をした。多分、自分自身よくわからに電話をした。
結果的にゆうと松煙染めをやっていたわけではなく、呉汁に藍染めをしているということがわかった。ん?なんだそれ。気になったので、後日工場にいった。

工場に行き、なるほど。松煙染めではなく。半纏を染めている工場さんだった。そして、素晴らしい工場だった。帰り際に、相澤さんにB反ってでるんですか?と聞いてみた。多分、私の職業病なんだと思う。

相澤染工場

相澤さんがありますよと生地を出してくれた。
その瞬間、なにかがひらめき、コートを作りましょうと話になり、ちょうど相澤さんもコートを作っているところだったので全てが重なり一緒に作らせてもらった。出会いと偶然とタイミングは本当に面白い。そして、それが形になり繋がっていけることが幸せなことだと思う。

このコートは半纏をベースに現代でも着れる形になっている
袖の部分が鳶の人が着る形になっていて、とてもお気にいりだ
普通にコートを作ってしまったら、なにか外れすぎていると思っていたので、日本のしきたりにあっているというか、無駄に縛りがあって良い気がした。

手甲半纏コート

これは、去年の話。そして今年もまた作りました。
去年作ったものから少し変更してます

今年の改良点
1、サイズをワンサイズに
2、洗いを相澤さんで
3、裏側の布はかまわぬさんのB反
4、生地のハギレがでないようにしている

1、生地がいろいろ混ざっているので洗ったときに、縮率がすべて違うためサイズを2サイズにしたがあまり意味がなかった、今年は少しオーバーサイズで作り、着る人が自分にあったサイズを探す楽しみ。
2、色がかなり落ちやすいので、相澤さんが一枚一枚特殊な洗い方をして色移りしずらくした。
3、相澤さんがかまわぬさんに手ぬぐいのB反を手配してくれていた。
これは個人的にとても嬉しかった。自然と再生の輪が広がった感じがして。
4、反物と反物をつなげていくことで、余すことなく生地が使える。製品になったものは、いろいろな場所につなぎとして見える。それがまたデザイン線のようにみえてかっこいい。

藍の色は自然光でいろいろな色に見える

一つ一つの表情が違う。見て着てとても楽しい。まるで、着る人を待っているようだ。サイズもバラバラ、色や柄もバラバラ、同じものはない。とても贅沢な気がする。木々のように一つ一つ均質化されていない服。なにかここに心の中で喜びにつながる何かがある気がする。

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