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ブログ
2020-08-17 | ブログ, 服のこと

にんげんのふく 1

第一弾。
詩  ウチダゴウ
染め サカユカリ(本藍染)

三年目。
かなり熟してきてる
染めてから三年目
いまだに、意味がわからないTシャツだが、やはり良い

天然染料で染めると詩が浮き出てくる
そして、洗うことで消えていく詩もあれば、浮き上がる詩もある。そして、色の経年。心の経年。
にんげんのように

このTEEシャツは何年たっても朽ち果てない力がある
にんげんだもの

ややこしいことに、このTEEシャツの綿は、サンホーキン綿とギザ綿を混紡して作られた糸で編んだオリジナル素材で、更にその糸は残糸。生地屋の鈴木くんに紡績屋さんに聞いて貰って出てきた良い糸を丁度よい感じで編んでくれた凄れ物。

エコのようなサスティナのようなトレーサビリティ的な要素があるが、そこら辺は吹っ飛ばして、気持ち良いTEEシャツなのであります。

更にややこしいことに、このプリントはなかなかできることではなく、いや、ほぼなく、名古屋の丸昇さんの渕上くんに無理くり色々実験をして貰って社長に怒られない程度に現場で無理くり入れて貰ってプリントして貰いました。次回はできないかもしんない、、。

そんな訳で一つ一つの関わる人とか素材とか染色とかプリントとか色々面倒くさくややこしいTEEシャツで、まあ、兎に角、変わり者の集大成みたいなTEEシャツで、巷の噂では変態TEEとも言われています。
そんな、変態を寛容に受けて止めてくれる方お待ちしております

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