種から始まる服作り 2023年 はじまります
2021年の春からはじめた茶綿プロジェクト。
春に種を配り、それぞれの環境で育てて収穫できたら、綿を回収して、そして生地にして服をつくる。
1年目でやっと、茶綿を栽培して収穫するまでの1つの循環を経験することができ、その茶綿が昨年末にようやく糸から生地になり、もう少しで服になります。
育ててくださった皆さま、ゆっくりペースを暖かく見守っていただき感謝です。
2年目は、なかなかうまく育たなかった方も多かったようですが、毎年気候が変わるので、私たちもドキドキしながらチャレンジしています。
また今年も一緒に育てたい方、あらたに茶綿を育ててみたい方は、今週末から余白店舗にてタネを配ります(~5月末まで)ので、お店にいらした際にスタッフへお声がけください。
🌱
茶綿栽培プロジェクト(watanabe cotton project)
なんとなく考えているのは、自然のペースに合わせて服を作りたいと。
綿を育て、綿を回収して、糸にして服にできたら良いなと。あくまで自然のペースで。
そうすると服は一年に一度しか作れないことに気がつく。今から育てた綿は9-12月くらいに収穫して、種と綿に分けて、糸にして生地にして服になる。
また春になったら種を土に植える。そして、同じサイクルを繰り返す。
ゴールはないが循環というものが生まれると思う。上手くいくかは分からない。けれど、やらないよりやることに意味があると思う。だから、やってみる。
服の循環と自然のリズムとそこにあるかも知れない豊かさを探すために。
福島県いわき市で茶綿の有機栽培をしている、起点(きてん)さんと知り合ったことで始まったプロジェクト。
茶綿をそれぞれの環境で育ててみて、秋に綿が収穫できたら余白で回収して、茶綿ブレンドの生地を作り洋服にします。
〈起点〉
福島県いわき市で、在来種の茶綿を有機栽培し、それを原料としたコットン製品の企画・製造・販売までを行っています。
起点さんから昨年収穫した茶綿のタネを分けていただいたものを、皆さんにお配りします。
http://kiten.organic/
〈タネの配布から綿(ワタ)の回収まで〉
1.タネを配る(余白店舗にて4月下旬~5月末まで 無くなったら終了)
2.育てる
起点さん&余白の育て方ガイドを種と一緒にお渡しします。
土や虫や様々な環境がそれぞれ違うと思うので、日々観察しながらがんばって育ててください。
余白では、2年間失敗つづきでしたが、2021年から起点さんの栽培方法を参考に育てたら花が咲き綿も収穫できました。
土に肥料を加えて根っこが伸び伸びできるように、プランターを深くしたことと、虫よけに木酢液を薄めてスプレーしたのが良かったみたいです。
今年もインスタストーリーズやブログにて栽培記録を更新します。
3.綿(ワタ)の回収(9月~12月末まで)
① 余白店舗に持ってくる
② 郵送する
〒111-0054
東京都台東区鳥越2-2-7 2F 余白
店舗営業日
金曜 13:00-18:00
土曜 12:00-18:00