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2024-06-06 | ブログ, 服のこと

備後節織  墨×中紺

備後節織  墨×中紺

昨年別注の生地で、「墨×濃紺」を作った時に、森田織物さんが濃紺と中紺で作った生地見本を作ってくれました。

*濃紺は濃い藍色、中紺は少し明るい藍色

もともと、中紺で作るイメージは無かったのですが、送って頂いた色がとても綺麗で迷ってしまいました。

なので、今年は森田さんが試しに作ってくれた中紺を墨とかけて別注で作って頂きました。
墨と中紺を縦糸と横糸で織ることで、生地に陰影がうまれとても綺麗な色ができました。

備後絣の織元は、現在、森田織物さんと橘高兄弟商会さんの2件です。

備後節織は、スラブの糸(凸凹した糸)を天然染料で染めて、旧式のシャトル織り機で織っていくので、なんとも味わい深い風合いと、気持ち良い着心地が生まれます。
糸を染める季節などで色や風合いが変わるのも、とても面白く魅力的です。

余白で備後節織を使う時に思ったのは、昔着ていたような日常着を、現代に合わせて、今も長く着て貰えるような服を作りたいと思いました。

それは今も変わらず備後絣が続く限り、現代の日常着を作り続けたいと思っています。

備後節織ワイドパンツ

墨×中紺
サイズ2.3.4  (着用サイズ4)
¥19800

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