残反から生まれた ドバイパンツ
残反から生まれた
ドバイパンツ
余白には再生シリーズというプロダクトがある。
これはyohakuの前のブランド名yutoritoという名前で始めた時に、地球環境とか再生とか微塵も考えずに、ただただ食っていくために死に物狂いで残反の生地で服を作っては売るという修行みたいなことをやっていた時期がある。
そんな日々の中でも、これは有限の資源ではないかと思うようになり、ゴミとは何だろう?使い切ったモノがゴミ?使わないで放置したモノもゴミ?使ってないけど邪魔だから捨てるゴミ?使いかけのゴミ?
ん?ゴミではなく、これは資源だと思うようになった。
人が意識を向けなくなかった瞬間にゴミになる。
ならば、そこに意識を向けて何かほかに役に立つものにならないかと考え始めた。
色んな素材の残反で色んな形を作ってみた。
その中でベストな形と素材の組み合わせを見つけてできたのがドバイパンツ。
その前に何でドバイパンツというところもあるが、それは置いといて。
残反を使いながら素材と形の相性を学んだ。
残反を使い切りながら、残反が出ない仕組みを作った。
ロスが出ないようにする事で、無理なくコストの圧縮ができる。
誰かにコストの負担をさせるのでは無く、事前にロスをいかに無くすかが大切。
残反、残糸、そこから学んだ事で残反、残糸がでない定番素材を作るようになった。
そして、次はハンモウと綿花栽培。余す事なく使い切る。
そして、なぜ使い切ることが大切なのかを学ぶ為の綿花栽培。
全ては一つに繋がり心地良い循環が作れるのではと考えています。