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ブログ
2021-12-22 | ブログ, 服のこと

よはくの景色

景色 自然 どこまでも あいまい

山の色 風 意識しないと見えない

よはくの服も ずっとそう

山の花とおなじ どんぐり探す 落ち葉探すのとおなじように

服をえらぶ

2021-12-16 | ブログ, 服のこと

備後パンツ

お直しと染め替えと丈直しを 来年は形にしていきたい

備後パンツ 濃紺

2年くらい着用してくれてるお客様からのお直し依頼。

パジャマでも着てくれていて、濃紺の染めがデニムみたいに経年しています。

股のところが穴あいてたところを、
秋田の縫製工場に送り修復してもらいました。

信じられないくらい綺麗な状態で戻ってきました。着てくれている人と直してくれた職人さんに感謝です。

2021-12-16 | ブログ, 服のこと

つぶつぶ つぶやき

来年のスケジュールが決まった。

継続できる小さな情熱と心の選択を大事にしながら引き続きやっていこう。

2021-12-13 | ブログ, 1点もの

和洋折衷パーカー

備後パンツを作ると必ず裁断屑がでるので、なんとなく勿体ないと思い集めていた備後絣のハギレ。

何に使うかは特に決めてもいないので、作るたびにでる裁断屑を工場から送って貰っていた。
もしかしたら、備後絣の機屋さんに見学に行ったときに作る過程を見たからかもしれない。おばあちゃんが糸を括ったり職人の方が草木や藍で染めたりシャトル機で織っていたのが記憶に残っていたからか。
機屋さんにあった古い時計がチクタク動く針の音と機械のガシャガシャという音が混ざり何だか過去なのか今なのか時間の感覚を忘れてしまったのを憶えている。

来年から、なまえのない服というシリーズを始めます。
それは今迄の余白のプロダクトをギュッとした感じになるかと思います。
これまでに色んな方法で作ってみて、何となく今作りたいと思う方法が見つかったのでやってみようと思います。

それのまずはテスト版にちかいかもしれない。

日本の布、ハギレ、残反、日常着、一点一点違う柄、そんな要素が入った和洋折衷パーカー

残反から残糸、反毛から和綿栽培、そして裁断屑。
資源を無駄なく使い切れるように作り、気持ち良く着たおしてゴミで燃えて灰になって無くなるまでの過程を大切にしているのが余白です。

そんな一貫のテスト版なまえの無い服です。

店舗・オンラインショップで販売いたします。

茶綿回収します(種から始まる服作り watanabe cotton project)

今年の春からはじまった、茶綿のタネを配りそれぞれの環境で育てて、
綿(ワタ)がはじけて収穫できたら皆さんから回収して、生地にして服にするプロジェクト。

今年は、16名くらいの方が育ててくれています。

種を配る時期が少し遅かったり、はじめての経験の中、皆さん日々観察して愛情たっぷり育ててくださり、本当にありがとうございます!!

コロナ中でなかなか直接会えずとも、茶綿栽培のおかげで、コミュニケーションできたことも嬉しい日々でした。

すでに余白へ届けてくれた方もいらっしゃいますが、来年1月の綿くり体験イベントに合わせて、皆さんのワタも回収させていただきます。

お店に来られる方は、手動綿くり機でぜひ種とワタを分ける体験をしてみてください。
(どなたでも体験できます)

2022年は3月~4月頃に、茶綿のタネを配りますので、栽培してみたい!という方は、お知らせを楽しみにお待ちください。

綿(ワタ)の回収方法🌱🌱

① 余白店舗に持ってくる
② 郵送する
〒111-0054
東京都台東区鳥越2-2-7 余白

*1月末までに回収できた綿は、来年の生地に入れさせていただきます
その後も随時回収はしています

*茶綿のタネは、福島県いわき市で茶綿栽培をされている起点さんから譲っていただきました。→起点

余白営業日  (1/7〜)

金 13:00-18:00
土 12:00-18:00


2021-11-17 | ブログ, お店のこと

禅の友 2021 11月号

禅の友 2021

11月号の「いま伝えたいこと」で、余白を取材していただいた様子が掲載されています。

聞き手&ライターのれいこさんは、”種からはじまる服づくり”に友だちと参加してくれていて、余白の取組みに興味を持っていただいたのがきっかけで、お茶するみたいにお話したいとの一声で、取材していただきました。

働くきっかけや、自分が見てきた余白の服づくりの取組み(再生から茶綿栽培まで)についてお話しています。


当日はボイスレコーダーなし、れいこさんの記憶に残ったことのみ書いていただいてます。

屋上でお茶しながらこんなにもリラックスして取材を受けられたこと、
真剣なときこそリラックスな2人、かっこよかった。れいこさんとカメラマンの咲子さん、ありがとうございました。

そして、余白 で働く時間の中に、自分のことも自然とまざっていられる、ありがたい環境に感謝しています。

禅の友2021 11月号は、店舗に数冊ありますので、ご興味のある方はスタッフへお声がけください。

writings 三須れいこ
photos  園田咲子

2021-09-14 | ブログ, 服のこと

ハンモウ

ハンモウ(反毛)

ハンモウに出会ったのは、20年近く前。
秋田の工場の裁断場で裁断をしている時に、袋いっぱいになった裁断屑を運送会社で何処かへ送っていたのが始まり。

いつもは、裁断屑は廃棄処理場に車の荷台に一杯に詰めてそこで廃棄をする。なのに、なぜかその裁断屑は何処かへ送った。

その裁断屑がどこに行ったのか聞いてみたが、詳細はわからなかった。

年月は過ぎ、なんとなくあの裁断屑を何に使えるか調べてみるようになった。何となくだが、裁断屑を糸に戻すことができるとわかった。

裁断屑を追いかけてから、数年が経ち。愛知県の岡崎市に反毛組合があることがわかり、僕は電話をした。もう15年近く前になるが、その当時の反毛組合の理事長が電話にでてくれて色々と教えて貰い、見に来て良いと言われて、すぐに向かった。

その理事長には、親切に反毛の仕組みに関わる工場を5カ所くらいを見学させて貰った。私はただただ驚いた。大きなミキサーのような機械で何度も服が裂かれて綿になるところを見て本当にビックリした。

そして、分からないがこれをやりたいと思った。ただ、この反毛をやるにはかなりの量が必要だった。

帰り際、理事長は君みたいな若い子が、興味を持ってやりたいというのは始めてだから、少ない量でもやってみるよと言われたのが嬉しかった。

その当時アパレルの下請けをしていたので、全部のお客さんに反毛やりましょうとプレゼンをした。皆さん、興味を持ってくれたが、1回位しかできないから続けられないというのが分かり諦めた。

反毛は素材というよりも、仕組みでありぐるぐると回す事に意味があるのと、私だけでは反毛にした生地を回せないと思ったから諦めた。

そして、自分で販売できるようにならないとぐるぐるまわせないと思った。
そして、諦めたけど、諦められなかった。

つづく

反毛の話をすると長く、想いが重い話になる。ハンモウに出会ったのは20年近く前に秋田の工場で裁断を手伝っている時に、裁断屑をどこかに送ったことから始まる。そこから、その何処かを見つけるまでの道のりとその後の出会いや偶然で、今回の反毛に辿り着いた。これから、どうなっていくか楽しみです。

この反毛をやる事で和綿栽培を始めるキッカケになった。色々と繋がっていく。全ては人との繋がりでできていく。

現在、余白鳥越店で、展示販売をしています。よろしくお願い致します。


余白
東京都台東区鳥越2-2-7

営業日
金曜 13:00-18:00
土曜 12:00-18:00

2021-08-20 | ブログ, 1点もの

1点もの 備後パンツ 藍泥染め

備後パンツ 藍泥染め

奄美大島の金井工芸さんで染めていただいた1点もの泥染めアイテムを、店舗通販にて紹介させていただいてます。

3つめは、備後節織の生成りのパンツを藍染め×泥で染めたものです。

金井工芸さんから1点ものがいろいろと染め上がってきたときに、これは!ぜひ誰かに着て欲しいと思いました。

黒のように見えますが、自然の光に照らすと、深いグリーンやネイビーのようなとても不思議な色合いです。
大きめサイズですが、気になった方はDMお待ちしております!

それぞれ1点ずつの商品ですので、余白店舗通販で紹介させていただきます。(ご購入の方法は下の方をご覧ください)

綿100%
すけ感 なし
洗濯機使用可(白いものとは別に洗ってください)
¥18000+税

藍+泥染め(深い紺色)

サイズ 4(女性LL、男性Lサイズくらい)
ウエスト 70-90
ヒップ 118
股上 38
股下 68
総丈 105 (cm)
着用者  身長 175cm

<販売期間>
無くなり次第終了

【余白店舗 通販方法】
Instagramのメッセージまたはメールにて、下記内容をお送りください。
ご質問がある場合もこちらまでメッセージください。

・商品名
・色名
・お名前
・メールアドレス
・電話番号
・商品送り先のご住所

*送料 無料
*メールにて商品内容の請求書を送らせていただきますので、クレジット決済にてお手続きをお願いいたします。(squareオンライン決済利用)
*お返事には2-3日いただく場合があります。
*複数(その他アイテムとの)のご注文も承ります。

メッセージ送り先
Instagram メッセージ→@yohaku_torigoe
メール→yohaku.torigoe@gmail.com

2021-08-20 | ブログ, 1点もの

1点もの 福木染めTシャツ

福木染め SUVIN GOLD 長袖Tシャツ

奄美大島の金井工芸さんで染めていただいた1点もの天然染めアイテムを、店舗通販にて紹介させていただきます。

2つめは、SUVIN GOLDの長袖Tシャツを福木で染めたものです。

福木(フクギ)は奄美大島に自生する植物で、防風林や屋敷林として生活になじみのある木だそうです。樹皮から黄色の染料が採れます。

Tシャツの生地は、スビンゴールドという、インドで栽培されている高級綿の1種で、非常に柔らかくしなやかで上品な光沢感があります。

大きめのサイズですので、女性はゆったりと袖をまくって、男女兼用で着ていただけます。

こちらは1点のみの商品ですので、余白店舗通販で紹介させていただきます。写真が分かりづらい場合は、DMにて詳細を送らせていただきますので、お問合せください。
(ご購入の方法は下の方をご覧ください)

綿100%
すけ感 ほぼなし
洗濯機使用可(初めは白いものとは別に洗ってください)
¥7500+税

福木染め(イエロー)

サイズ 4(女性LL、男性Lサイズくらい)
肩幅 44
身幅 52
袖丈 63
着丈 75 (cm)
着用者  身長 175cm

<販売期間>
無くなり次第終了

【余白店舗 通販方法】
Instagramのメッセージまたはメールにて、下記内容をお送りください。
ご質問がある場合もこちらまでメッセージください。

・商品名
・色名
・お名前
・メールアドレス
・電話番号
・商品送り先のご住所

*送料 550円
*メールにて商品内容の請求書を送らせていただきますので、クレジット決済にてお手続きをお願いいたします。(squareオンライン決済利用)
*お返事には2-3日いただく場合があります。
*複数(その他アイテムとの)のご注文も承ります。

メッセージ送り先
Instagram メッセージ→@yohaku_torigoe
メール→yohaku.torigoe@gmail.com

2021-07-29 | ブログ, 服のこと

残反から生まれた ドバイパンツ

残反から生まれた
ドバイパンツ


余白には再生シリーズというプロダクトがある。

これはyohakuの前のブランド名yutoritoという名前で始めた時に、地球環境とか再生とか微塵も考えずに、ただただ食っていくために死に物狂いで残反の生地で服を作っては売るという修行みたいなことをやっていた時期がある。

そんな日々の中でも、これは有限の資源ではないかと思うようになり、ゴミとは何だろう?使い切ったモノがゴミ?使わないで放置したモノもゴミ?使ってないけど邪魔だから捨てるゴミ?使いかけのゴミ?

ん?ゴミではなく、これは資源だと思うようになった。

人が意識を向けなくなかった瞬間にゴミになる。
ならば、そこに意識を向けて何かほかに役に立つものにならないかと考え始めた。

色んな素材の残反で色んな形を作ってみた。
その中でベストな形と素材の組み合わせを見つけてできたのがドバイパンツ。

その前に何でドバイパンツというところもあるが、それは置いといて。

残反を使いながら素材と形の相性を学んだ。

残反を使い切りながら、残反が出ない仕組みを作った。
ロスが出ないようにする事で、無理なくコストの圧縮ができる。

誰かにコストの負担をさせるのでは無く、事前にロスをいかに無くすかが大切。

残反、残糸、そこから学んだ事で残反、残糸がでない定番素材を作るようになった。

そして、次はハンモウと綿花栽培。余す事なく使い切る。

そして、なぜ使い切ることが大切なのかを学ぶ為の綿花栽培。

全ては一つに繋がり心地良い循環が作れるのではと考えています。

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