identity Records 3
identity Records 2
identityRecords 1
にんげんのふく 3
第一弾。
詩 ウチダゴウ
染め ソメヤスズキ(ヒノキ)
ヒノキで染めたシリーズ。ソメヤスズキさんバージョン。染めた時に全て詩が消えたのと出ているのがあると。ぬーーぬぬぬーぬ。
色々検討した結果。このプリントの材料が熱に弱い。
ある程度の温度に達するとプリントの材料が落ちる。
多分、ベーキングも関係あるかも。
ま、にんげんなので特に問題ない。
結果的にわかったのは常温で染めるのに適していた。
そして、殆どの染めが常温で染める方法だった奇跡。
海外から来ていた方がヒノキのほぼ無地に近い薄ら詩がでているのを買ってくれた。これが、凄い良いと。
んーーにんげんっていろいろ。すばらしい。
にんげんのふく第一弾がでて、三年経ちます。いまだに在庫を販売してます。だいぶ無くなってきたので正直追加生産を考えてますが、まだ、寝かせてます。寝かせ玄米的なやつです。
一応、今後の予定ではベトナム語、フランス語、ヒンドゥー語、んー50カ国語位の翻訳バージョンが作りたいなと。あとは、染めのバリエーション。
プリントと染めの技法を上手く足すことでまだまだこれは可能性があるなーと。あとは形。服の形も色々あるなーと。
そう思う雑念がまだまだあるので、ギュッーとコイツだーー。と、きたら作りますが、まだ来ぬので、待ちます。
いつ作るかは気分。
にんげんのふくだから。
ではでは〜。
にんげんのふく 2
第一弾
詩 ウチダゴウ
染め 相澤染工場(呉汁+藍)
ものあい
僕は松煙染めをネットで検索していた。
そしたら、相澤さんを発見した。
そして、すかさず電話した。
結果的に私の間違えで、松煙染めはやっていなく、明治から創業している藍染印半纏を作っている所だった。
だから、急いで行った。そして、相澤さんに会って作った。
詩が見えない。けど、洗うと徐々に浮き出てくる詩。
ややこですが、このTEEシャツの詩は2種類あります。英語版と日本語版。
染めは5箇所で染めて色味も何個かあり、サイズあり合計で150枚近く作りました。そのため管理をするのがややこです。いや、もはやできていないかもです。
けれど、素晴らしいことに、このにんげんのふくは150枚全て表情が違う。一点一点違うのです。
そう、にんげんだもの。
いやーすばら。ややこに越したことはない。
更に、人の汗で色の経年そして、その人のその日の気分、なんなら歳を経つにつれて、詩を言葉をとらえる気持ちの変化。
いやーにんげんって、良いですね。
にんげんのふく 1
第一弾。
詩 ウチダゴウ
染め サカユカリ(本藍染)
三年目。
かなり熟してきてる
染めてから三年目
いまだに、意味がわからないTシャツだが、やはり良い
天然染料で染めると詩が浮き出てくる
そして、洗うことで消えていく詩もあれば、浮き上がる詩もある。そして、色の経年。心の経年。
にんげんのように
このTEEシャツは何年たっても朽ち果てない力がある
にんげんだもの
ややこしいことに、このTEEシャツの綿は、サンホーキン綿とギザ綿を混紡して作られた糸で編んだオリジナル素材で、更にその糸は残糸。生地屋の鈴木くんに紡績屋さんに聞いて貰って出てきた良い糸を丁度よい感じで編んでくれた凄れ物。
エコのようなサスティナのようなトレーサビリティ的な要素があるが、そこら辺は吹っ飛ばして、気持ち良いTEEシャツなのであります。
更にややこしいことに、このプリントはなかなかできることではなく、いや、ほぼなく、名古屋の丸昇さんの渕上くんに無理くり色々実験をして貰って社長に怒られない程度に現場で無理くり入れて貰ってプリントして貰いました。次回はできないかもしんない、、。
そんな訳で一つ一つの関わる人とか素材とか染色とかプリントとか色々面倒くさくややこしいTEEシャツで、まあ、兎に角、変わり者の集大成みたいなTEEシャツで、巷の噂では変態TEEとも言われています。
そんな、変態を寛容に受けて止めてくれる方お待ちしております
日焼けTシャツ
去年の夏、染めてもらったけんちゃんの藍染めTシャツ
ちょうど、梅雨の時期でなかなか乾かないで時間がかかったのを覚えている
なんか、そういうのもいいなと
地球の天候に左右される、逆らえないあがなえないそういうことってあたりまえだと気が付く、そして受け入れることが実は豊かな創造性を生むのではないかなとおもった
そんな去年染めてもらった藍染めのTシャツを今年も売ろうと、
残りのTシャツを布に包んで日陰にしまっておいたのを開いたら、けっこう日焼けしていた。
いつもなら、もう一度上から染めてもらうのだが、なんだか、これはこれで良い気がしてきた、なんだ、なんだろう
そう、自然の実のようで良いと思った。一年かけたできたひやけ、とてもいとおしくおもった
たとえるなら、梅の実がなり、それを一つずつ取り、仕分けをする
一本の木からとれるのは何個の実だろう。例えば100個としたら
全て形も色も違う。全体でみれば梅の実だが。ひとつずつみたら、個性がある
一年かけてできた実。自分にとって必要な量。とれる量は決まっている。
そんなことを考えてしまった。日焼けしたTシャツ
一枚一枚違う日焼けの仕方。すべてに個性がある
全体でみたら藍染めのTシャツだが、一つ一つ違う表情がある
そして、一人ひとり違う人が着る
あたりまえなことかも知れないがとても贅沢な感じがする
そうやって受け入れることで新しい価値観は生まれるのではないのかと思った。そしてそうやって考えることで気が楽になって心が豊かになって世界は広がるのではと。
そんな、ひやけしたTシャツ
Tシャツはオーガニックコットン使用
染めは 山村建介 さんの本藍染め
日焼けは 一年かけて自然にでた気配の痕跡
watanabe cotton project
WATANABE COTTON PROJECT 種から始まる服づくり 2021.5.25
なんとなく考えているのは、自然のペースに合わせて服を作りたいと。
綿を育て、綿を回収して、糸にして服にできたら良いなと。あくまで自然のペースで。
そうすると服は一年に一度しか作れないことに気がつく。
今から育てた綿は、9月~12月くらいに収穫して、種と綿に分けて、糸にして生地にして服になる。
そうすると、たぶん、来年の5.6月位に服になる。
そして、5.6月に分けた種を土に植える。
そして、同じサイクルを繰り返す。
ゴールはないが循環というものが生まれると思う。
上手くいくかは分からない。けれど、やらないよりやることに意味があると思う。
だから、やってみる。
服の循環と自然のリズムとそこにあるかも知れない豊かさを探すために。
watanabe cotton project 「茶綿を一緒に育てませんか?」
福島県いわき市で茶綿の有機栽培をしている、kitenさんと知り合ったことで始まったプロジェクト。
茶綿のタネを配り、それぞれの環境で育ててみて、秋に綿が収穫できたら余白で回収して、茶綿ブレンドの生地を作り、来年のTシャツにします。
茶綿を育ててみたい方は、明日から余白店舗にて種を配り始めますので、お店にてお声がけください!
〈kiten @kiten.fukushima 〉
福島県いわき市で、在来種の茶綿を有機栽培し、それを原料としたコットン製品の企画・製造・販売までを行っています。
kitenさんから昨年収穫した茶綿のタネを譲っていただいたものを、皆さんにお配りします。
http://kiten.organic/
〈タネの配布から綿(ワタ)の回収まで〉
1.タネを配る(~6月末まで 無くなったら終了)
余白店舗にて配ります(5/28金~)
2.育てる
kitenさんからいただいた育て方ガイドを種と一緒にお渡しします。
土や虫や様々な環境がそれぞれ違うと思うので、がんばって育ててください。
余白では、2年やってみてまだ成功していません。今年は土に肥料を加えて根っこが伸び伸びできるように、プランターを深くしました。
インスタストーリーズ(種から始まる服づくり)、ブログにて栽培記録を更新します。
3.綿(ワタ)の回収(9月~12月末まで)
① 余白店舗に持ってくる
② 郵送する
〒111-0054
東京都台東区鳥越2-2-7 余白
呪文Tシャツ jumon tee
呪文 Tee →How to order
古き良きを知る服
本藍染Tシャツ 中紺
染め 山村建介 藍染絣工房 (福岡)