オンラインショップ 一部リニューアルのお知らせ
いつもyohakuオンラインショップをご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度、2025年10月6日より、オンラインショップを一部リニューアルいたします。
今回のリニューアルでは、デザインを新しくして、より見やすく使いやすいサイトを目指しました。
ブログでのお知らせなどもご覧いただきやすくなります。
*ご注文時の決済方法や機能については、今までと変わりません
*オンラインショップページのリンク(URL)も変わりません
秋冬のアイテムが次々と入荷してきますので、そちらも楽しみにしていてください。
これからもyohakuオンラインショップをどうぞよろしくお願いいたします。
yohaku onlineshop ▷ https://cnq-yohaku.com/
10月 由比ヶ浜店(鎌倉)営業スケジュール
余白 由比ヶ浜店 10月スケジュールのお知らせです。
■ 営業日
木曜日(毎週)12:00-17:00 *10/9はお休み
土曜日(毎週)12:00-17:00
▶︎新入荷&おすすめ商品
・種から始まる服作り (Tシャツ、長袖Tシャツ、スカート、シャツ)
・備後節織(ストレートパンツ、テーパードパンツ、ワンピース)
・SUVIN GOLDスムース(9分袖プルオーバー)
・5本針(タンクトップ、長袖)
・HANMO(クオータースリーブTシャツ)
・茶綿裏毛(ジップパーカー)(トレーナー、スウェットパーカー←10月中旬入荷予定)
・緑綿ガーゼ微起毛(ジップパーカー、スウェットパンツ、長袖、ロングカーディガン)←10月中旬入荷予定
・茶綿サーマル(長袖、レギンス)←10月下旬入荷予定
▶︎展示・販売 10/4〜
内側が主人公!茶綿裏毛(ちゃめんうらけ)展
(ジップパーカー、トレーナー、スウェットパーカー)
*トレーナー、スウェットパーカーは入荷次第追加します
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10月も毎週木曜日と土曜日が営業日になります。
(*10/9木はお休み)
秋の風を感じはじめ、外を歩くのが気持ち良い季節になりました。
鎌倉は山方面や海方面、お寺や裏道など、ただ歩いているだけでも楽しいです。
余白のある由比ヶ浜通りは、比較的すいているので、ゆっくり散策や買い物が楽しめると思います♪
10月は定番で作っているスウェット素材「茶綿裏毛シリーズ」が入荷します。軽い着心地で保温性があり、男女ともにおすすめのアイテムです。
🌱三浦の綿花畑は、和綿から徐々に実がはじけてきて、綿の収穫がはじまりました。ひたすら、ふわふわを収穫するこの季節が綿花栽培の中でいちばんの癒しです。
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余白 由比ヶ浜 @yohaku_yuigahama
鎌倉市由比ガ浜2-6-20 2F(鎌倉駅西口から徒歩10分くらい)
【お支払いについて】
お支払いはキャッシュレス決済(クレジットカード・電子マネー、paypay)のみとさせていただきます。現金でのお支払いはお受けできませんのでご注意ください。
*paypayでの決済がご利用いただけるようになりました*
【余白 由比ヶ浜店までの行き方】
鎌倉駅西口を出て御成通りをまっすぐ進み、由比ヶ浜通りに出たら右に曲がりまっすぐ進む(道路の左側に渡る)。”ますだ治療院”の看板が見えたら手前階段を上がった2Fです。(1Fはkiyoi hair design)
10月 鳥越店 営業スケジュール
【余白鳥越店 10月の営業日と入荷情報】
余白鳥越店 10月営業スケジュールのお知らせです
■ 営業日
金 3日・10日
土 毎週
日 毎週(5日をのぞく)
OPEN 12:00-17:00
▶︎新入荷&おすすめ商品
・種から始まる服作り (Tシャツ、長袖Tシャツ、スカート、シャツ)
・備後節織(ストレートパンツ、テーパードパンツ、ワンピース)
・SUVIN GOLDスムース(9分袖プルオーバー)
・5本針(タンクトップ、長袖)
・HANMO(クオータースリーブTシャツ)
・茶綿裏毛(ジップパーカー)(トレーナー、スウェットパーカー)←10月中旬入荷予定
・緑綿ガーゼ微起毛(ジップパーカー、スウェットパンツ、長袖、ロングカーディガン)←10月中旬入荷予定
・茶綿サーマル(長袖、レギンス)←10月下旬入荷予定
▶︎展示・販売
10月4日(土)〜 「内側が主人公!茶綿裏毛(ちゃめんうらけ)展」
ジップパーカー、トレーナー、スウェットパーカー
*トレーナー、スウェットパーカーは入荷次第追加します
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10月の鳥越店は
金曜日(3日、10日)・土曜日(毎週)・日曜日(5日を除く毎週)に営業します✨
オープン時間は12:00〜17:00です!
秋の始まりをやさしく支えてくれそうな素材や
もこもこふわふわが欲しくなってくる人向けの裏毛素材も登場します〜
随時、インスタで入荷情報を更新いたしますので
ぜひチェックしていただけたらと思います!
そして10月4日(土)から開催される『内側が主人公!茶綿裏毛展』では
yohakuの定番である茶綿裏毛シリーズが登場します!
上旬から中旬にかけてアイテムが順々と入荷しますので、
じわじわワクワクお楽しみいただけたら幸いです🐿️
すこーしずつ秋らしい天気が増えてきていますね。
空模様も全然変わりました、雲を観察しながらお店番する今日この頃です☺️
ちょっとした冷えなんかが気になる季節ではありますが、
ちょっとずつぬくぬくあったかなアイテムを楽しんでいただけたら嬉しいです〜
10月もお店でお待ちしております、ゆったりとお過ごしください。
余白
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〈shop〉
・余白 鳥越(蔵前)@yohaku_torigoe
東京都台東区鳥越2-2-7 3F
#カットソー #リラックス #鳥越 #蔵前 #浅草橋
・余白 由比ヶ浜(鎌倉)@yohaku_yuigahama
鎌倉市由比ヶ浜2-6-20 2F
〈online shop〉
yohaku公式通販サイト
プロフィールリンクからも見られます
http://cnq-yohaku.com/
9月 由比ヶ浜店(鎌倉)営業スケジュール
余白 由比ヶ浜店 9月スケジュールのお知らせです。
■ 営業日
木曜日(毎週)12:00-17:00
土曜日(毎週)12:00-17:00
▶︎新入荷&おすすめ商品
・オーガニックカラードコットン ガーゼ(ドルマンプルオーバー、配色ポケットTシャツ)
・種から始まる服作り 新色ボルドー・チャコール(Tシャツ、スカート、シャツ)
・備後節織(ストレートパンツ、テーパードパンツ、ワンピース)
・SUVIN GOLDスムース(ドルマンスリーブTシャツ、9分袖プルオーバー)
・TUTU(ワイドプルオーバー、スカート、ワンピース)
・HANMO(クオータースリーブTシャツ)←9月中旬入荷予定
・茶綿裏毛ジップパーカー←9月中旬入荷予定
▶︎展示・販売
・ 風景を着る展 sense summer collection (タイダイ染め)
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9月は毎週土曜日に加えて、木曜日も営業とさせていただきます。
まだまだTシャツの季節が続きそうなので、素材はもちろん、色や形もさまざまなTシャツが揃っております。
クオータースリーブのトップス、カーディガン、経年変化が楽しめる備後節織のパンツ、ワンピースなど、秋の新作も色々と入荷しております。
9月は木曜も営業日なので、ぜひゆったりな鎌倉時間をお楽しみください〜☕️🍃
🌱三浦の綿花畑は、花が咲き実がだんだん大きくなってきました🌱雨は少ないですが、順調に成長してますー🌼
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余白 由比ヶ浜 @yohaku_yuigahama
鎌倉市由比ガ浜2-6-20 2F(鎌倉駅西口から徒歩10分くらい)
【お支払いについて】
お支払いはキャッシュレス決済(クレジットカード・電子マネー、paypay)のみとさせていただきます。現金でのお支払いはお受けできませんのでご注意ください。
*paypayでの決済がご利用いただけるようになりました*
【余白 由比ヶ浜店までの行き方】
鎌倉駅西口を出て御成通りをまっすぐ進み、由比ヶ浜通りに出たら右に曲がりまっすぐ進む(道路の左側に渡る)。”ますだ治療院”の看板が見えたら手前階段を上がった2Fです。(1Fはkiyoi hair design)
online shop @_yohaku_
shop(東京・蔵前) @yohaku_torigoe
9月 鳥越店 営業スケジュール
【余白鳥越店 9月営業スケジュール・入荷情報】
■ 営業日
金 12日・26日
土 毎週(20日 臨時休業)
日 毎週(28日を除く)
⏰13:00-18:00
▶︎新入荷&おすすめ商品
・オーガニックカラードコットン ガーゼ
(ドルマンプルオーバー、配色ポケットTシャツ)
・種から始まる服作り 新色ボルドー・チャコール
(Tシャツ、スカート、シャツ)
・備後節織
(ストレートパンツ、テーパードパンツ、ワンピース)
・SUVIN GOLDスムース
(ドルマンスリーブTシャツ、9分袖プルオーバー)
・TUTU(ワイドプルオーバー、スカート、ワンピース)
・HANMO(クオータースリーブTシャツ)←9月中旬入荷予定
・茶綿裏毛ジップパーカー←9月中旬入荷予定
▶︎展示・販売
『風景を着る展 sense summer collection』 タイダイ染め
(Tシャツ、ワンピース、イージーパンツ、種から作った靴下)
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9月の鳥越店は金曜日(12日・26日)と土曜日(毎週)、そして日曜日(28日を除く毎週)を営業日とさせていただきます!オープン時間は13:00〜18:00です✨
8月に引き続き、一点ものタイダイ染めの展示販売を行います!花火のような絵画のような、360°に散りばめられた色彩をぜひじっくりとお楽しみいただけたらと思います。
そしてそして、9月に入ると秋もの商品も登場し始めます!備後節織シリーズやSUVINGOLD9部丈プルオーバー、HANMOクオータースリーブTシャツなどなど。季節がわりにそっと寄り添ってくれそうなアイテムをお届けします✨
暑い日が続く中、8月の鳥越店にお越しいただいた皆さま本当にありがとうございました☺️9月もゆっくりとお待ちしております〜!!
余白
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〈shop〉
・余白 鳥越(蔵前)@yohaku_torigoe
東京都台東区鳥越2-2-7 3F
#カットソー #リラックス #鳥越 #蔵前 #浅草橋
・余白 由比ヶ浜(鎌倉)@yohaku_yuigahama
鎌倉市由比ヶ浜2-6-20 2F
〈online shop〉
yohaku公式通販サイト
プロフィールリンクからも見られます
http://cnq-yohaku.com/
風景を着る展
風景を着る展
・日時
8/7(木)〜
オンラインショップ
8/9(土)〜
鳥越店(台東区鳥越2-2-7 3F)
由比ヶ浜(由比ヶ浜2-6-20 2F)
・展示と販売
sense yohaku 2025 summer collection -涼- タイダイ染め
・ノースリーブワンピース
・パネルパターンTシャツ
・イージーワイドパンツ ←鳥越店・由比ヶ浜店限定
・種から作った靴下 ←鳥越店限定
7月から始まった夏の製品染めコレクションに
タイダイ染めが加わり、「風景を着る展」として登場します!
タイダイ染めは1枚ずつ手染めしてもらいました。
一枚ずつ柄が異なる一点ものとなります
ワンピース、半袖T、イージーワイドパンツ、靴下を染めました。
花火のように大胆で、夕空のように繊細。
余白鳥越店、由比ヶ浜店、オンラインショップにて
手染めの世界を皆さんと一緒に楽しめたらなと思います〜!
〈online shop〉
https://cnq-yohaku.com/
〈shop〉
・余白 鳥越(蔵前)@yohaku_torigoe
東京都台東区鳥越2-2-7 3F
・余白 由比ヶ浜(鎌倉)@yohaku_yuigahama
鎌倉市由比ヶ浜2-6-20 2F
種から作ったTシャツ、のはなし
こんにちは!余白です。
今日はまだ伝えきれていない、
Tシャツ作りの背景・思いを呟いてみます。
現在販売中の「種から作ったTシャツ、長袖Tシャツ」。
このTシャツは色んな思いや生産過程が
あるわけですが、
その中でまず、
「自然のゆらぎをTシャツで表現したかった」
と代表わたなべは言うのです。
「自然のゆらぎ」とは
綿花畑にいると、静止しているものがない。
同じ形の葉っぱは1つもないし、
草や木、鳥に虫、どれも常に動いている。
「自然に癒される」とは
この自然界の動き・ゆらぎを体感することで
からだが無意識にゆるまる作用が働くのではないかと思った。
だからこの自然のゆらぎを
Tシャツで表現できたらいいなと思って作った。
種Tシャツの綿(わた)から糸にする工程(紡績)は、
いつもお世話になっている大正紡績さん(大阪にある紡績工場)にお願いしました。
大正紡績のKくんに
「紡績する上で、自然のムラを作ることができる?」と
聞いてみたら、「できます」と教えてくれた。
紡績の機械のなかにある
シリンダーという部品。
それを緩ませる、という調整をすると
糸が出てくる出口がガタガタとして
不均一な糸になるそう。
よし、じゃあそれでお願いします!となった。
洗濯すると生地の表面にゆらぎというか、
糸のムラ感が出てくる。
はっきりと目に見えるほどではないのですが、
他のTシャツを見比べてみると、
生地の表面にゆらぎが見えてくるかもしれません~。
そしてこの自然のムラ、揺らぎが、
着てみたときに
ああなんだか、からだが緩むな~~ってなってくれたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます!
今回のつぶやきTシャツはこちら↓
種から作ったTシャツ、長袖Tシャツ
わたのいろ・オフホワイト・ブラック
GIFT 余白 由比ヶ浜
「GIFT」
yohaku sense autumn collection
■日時
10/25(金)26(土)12:00-17:00
■場所
余白 由比ヶ浜
鎌倉市由比ガ浜2-6-20 2F(鎌倉駅から徒歩10分くらい)
■展示と販売
GIFTより
・ダブルフェイス ペンポケット付ラグランロングスリーブTシャツ
・ラグランロングスリーブTシャツ
・種から作った(オーバーサイズシャツ・長袖Tシャツ)
・アルティメイトピマ(ボートネックTシャツ・タンクトップ)
・茶綿裏毛ジップパーカー
・緑綿ガーゼ微起毛ワイドスウェットパンツ
・遠州織物ワイドパンツ
・備後節織テーパードパンツ など
ー
残った生地で服を作り、製品染めで染め替えたプロダクトを届けるyohakuの「sense」。
今年の秋は、「GIFT」をテーマに色を抽出しました。
鳥越店、オンラインショップに続き、由比ヶ浜店でも展示販売会を開催します。
外を歩くのがとても気持ち良い季節になりましたので、10月末の2日間ぜひお待ちしております。
ー
【余白 由比ヶ浜店までの行き方】
*鎌倉駅西口を出て御成通りをまっすぐ進み、由比ヶ浜通りに出たら右に曲がりまっすぐ進む(道路の左側に渡る)。”ますだ治療院”の看板が見えたら手前階段を上がった2Fです。(1Fはkiyoi hair design)
【お支払いについて】
お支払いはキャッシュレス決済(クレジットカード・電子マネー)のみとさせていただきます。現金でのお支払いはお受けできませんのでご注意ください。
*お問合せはDMまたはメールにてお願いいたします
「わたのいろ」 余白由比ヶ浜 9/27.28 10/4
「わたのいろ」
余白由比ヶ浜にて、2日間限りの展示販売会を開催します。
今年は三浦で綿花栽培をはじめました。
土を触り、草を刈り、雨を待ち、風を感じ、
汗を拭き、肌は小麦色に焼け、綿の成長を楽しむ。
畑に通うようになり、服との関わり方が変化したことで、服の見え方が変わりました。
今回、畑で育てている綿は、洋綿の白綿に緑綿に茶綿。そして、和綿の茶綿。それぞれ、花の色、葉の色、綿の色がちがいます。
畑に行くたびに、毎回違う生き物に出会い、春から夏にかけて変化していく景色をみながら、わたのままを展示したいと思いました。
余白の服には、無染色の綿のままの色の服があるので、それらを選んで展示したいと思います。
9月最後の週末2日間、新しく鎌倉にオープンするアトリエとSHOP「余白由比ヶ浜」にて、わたそのままの生成りやbrown cotton , green cottonの服の展示と販売をいたします。
秋の風を感じながら、ふわっとたどり着いていただけたら嬉しいです。
たのしみにお待ちしています。
ー
「わたのいろ」
yohaku undyed collection
■日時
9/27(金)28(土) 12:00-17:00
10/4(金)12:00-17:00 ←追加開催
■場所
余白 由比ヶ浜
鎌倉市由比ガ浜2-6-20 2F(JR鎌倉駅から徒歩10分くらい)
■展示と販売
・種から始まる服作り Tシャツ.・長袖Tシャツ・オーバーサイズシャツ
・オーガニックカラードコットン ガーゼTシャツ
・アルティメイトピマ ボートネックTシャツ・タンクトップ
・緑綿ガーゼ微起毛ジップパーカー・ワイドスウェットパンツ
・茶綿裏毛ジップパーカー(キナリ)
・備後節織タックパンツ(キナリ) など
ー
【余白由比ヶ浜までの行き方】
*鎌倉駅西口を出て御成通りをまっすぐ進み、由比ヶ浜通りに出たら右に曲がりまっすぐ進む(道路の左側に渡る)。”ますだ治療院”の看板が見えたら手前階段を上がった2Fです。(1Fはkiyoi hair design)
【お支払いについて】
お支払いはキャッシュレス決済(クレジットカード・電子マネー)のみとさせていただきます。現金でのお支払いはお受けできませんのでご注意ください。
とことこぽつぽつ よはく話1.後半
「工場で作ってくれているのも人」
定番の形を作っている理由は、その方が工場の利益になるからだ。
普通アパレルではその時々でトレンドがあるから同じデザインは作らない。
でも工場の人たちとしては、やっと手が慣れて来たと思ったらワンシーズンで違うデザインを依頼されて作り方を学び直し…の繰り返し。
ひとつのものを作るにも時間が掛かるから、常に新しいデザインを依頼されるループでは、なかなか早く仕上げられるようにならない。
それならデザインを大きく変えなければ、作り手が慣れて作業が早くなり(つまり工賃が安くなり)、僕たちが同じ金額を支払えば工場の利益が増えるよなと。
そんなわけで、余白では皆がよく着る定番に絞っているのだった。
工場の人たちは何だかんだものづくりが好きだ。
とても面白いのが、大変にならないように・手が慣れるようにと定番をお願いしていると、ずっと同じでも今度は飽きるようで「渡辺さんもっと難しいの作ってよ」なんて言われる。
負担を考えて同じものを依頼した先に”飽き”があるなんて、想像もしていなかった。工場の人たちの作り手としての目線、感情をここまで知れたのも、さっき書いた通り自分が一緒に手を動かして時間を共有していたからだと思う。
予想だにしないこんなことを言ってくれるなんて、と発見を重ねながら情緒的な部分も共有して相手のことを良く知ると、相手の気持ちを想像できるようになるから自分本位なことは言えなくなる。
相手の事を知らないで無関心だと、想像力が働かないから色々と言えてしまうのかもしれない。
工場は人と関わる場
もともと工場には月に一度1週間程の期間行っていたのだけど、コロナ中はなかなか行けなくなっていた。
実家が縫製屋さんだったから工場の職人さんは周りに沢山いて身近な存在で、家の隣が工場だったから良く遊んでいた。
僕は学校がいまいちだったから工場に良く行っていたのだけど、社長の息子だから皆無下にも出来なくて、キャッチボールをしたり納品の車に乗せてくれたり、けっこう遊んでくれた。
工場には自分の居場所があったから、僕はものを作る場所が好きなのかもしれない。
子どもながらに、工場は”機械の場所”ではなく”人と関わる場所”だった。
だから大人になっても、自分が取ってくる仕事の量は自分の売上というよりも職人さんのため、という想いが勝手にあった。
これまで沢山のことを教えてくれたから、恩というか情というか、あった。
でもそんな大好きな職人さんも、定年があったり社長の方針でずっと働けるわけではないから、寂しい想いも沢山した。
だから最終的に、社長がどんな考えでどんな人なのか、という部分を大事にしている。
新しくやろうとしていること
なかなか続けるのは難しい。
同じものを作っていた方が効率が良いし、量もある程度作り続けなくちゃいけないし。ただ常に新しいこともトライは必要だと思っている。だからこれから新たに違うブランドをやろうとしている。
カットソーにこだわらないで、まずは縫えるものをトライしてみようと。
着る、だけではなくてもう少し広げて良いかなと思っていて、ちょっとずつでも何か新しいことが出来たらいいなと思う。
情感って面倒くさいけど、それが生きること
嬉しいことだけじゃなくて、嫌なことも言わなくちゃいけないから、情感って面倒くさい。
でも良いもモヤモヤも全部ひっくるめて情感だし、それがはぐくむこと、生きることだと思う。
だから、お互いに情感を持てる人たちと関わることが、僕としてはいいことかなと思っている。きれいごとだけじゃ終わらなくて、全部含めて、仕事。面倒くさい方を選んじゃうんだよね。笑
僕たちが作って着ている余白の服の背景には、こだわりを持って人間らしさが全開な工場の人たちがいるということを知ってもらえたら嬉しい。