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2022-02-17 | ブログ, 服のこと

余白の始まりは残反から

余白の始まりは残反から

oemを辞めてブランドを始めたのが
10年以上前のはなし

余白になるまでに長い年月がかかった

もう、どの位の残反を使ったかは分からない。
何万着なのか何十万着の服を残反や残糸で作ったのだろう。
そして、それらの服を販売して余白は今の余白になった。

残反で色んな形の服を作った。
本当に沢山の種類の服を。

そんな残反からできた何百種類の服から最後に残った形がドバイパンツ。

工場が閑散期になると、そこの工場に残っている残反で作って貰うようにしている。
以前は残反を他の工場に移して作っていたがマイレージや工場のことを考えたら、そこで作った方が良いと思うようになってそこの工場で作って貰うようにしている。

現在ドバイパンツは、4カ所の工場さんで、残反と閑散期がうまく噛み合ったら作って貰うようにしている。

今回のドバイパンツは知り合いの生地屋さんの工場で作って貰った。

残反の服作りは余白の大切な部分の一つ。
勿体ない。使い切る。大事に。

初心忘れるべからず。で、ある。

2022-02-16 | ブログ, 服のこと

よはくのものづくり

セーターっぽいトレーナーを作りたい
それで、生地屋さんから見本を送ってもらった中から
この感じに近いのを見つけていく

こういうもの作りたいって言って
生地を見た中で これが近いと伝えて
それの特徴を教えてもらって
特徴にあったものを乗せかえるというか
それに近づけるというか

その風合いに近づけていく

今回は たとえば裏糸が無撚糸(むねんし=ほぼ綿の状態)を使ってるって話になって
その素材の特徴をきいて

なんかイメージとそのものとを だんだん話しながら
近づけてもらうというか

生地やさんも実際作らないとわからないんだけど
なんとなーくそのイメージでつくって

明確にこれじゃないとってのはない

昔 下請けで洋服を作ってたときに 大変だったのが
こうしてくれって決まっていて
生地屋さんもつくったことないのをつくるから
精度の高いもの求められると むずかしい

よはくは ものづくりとしては
作り方が違うというかユニークというか
許容をもってつくってるから
ある意味なかなかできないものが できる

現場(工場)とイメージを合わせながらつくる

作ると売るが どっちも優先てわけではなく
自分の経験もあるけど 現場の職人さんの話をきいて近づけていく

原料とか糸の名前きいて その時のかんかくでピンときたのを生地にする

それは自分のなかのストック(経験)があって

それで テストでやった中でこれはいいぞっていうのが 定番素材になる

思いつくまでが時間かかるから

ぐうぜんとか 何かのきっかけでインスピレーションおりてくるまで待つ

ぐうぜんを大事にしてる

許容があるといい生地がつくれる

そしてお客さんもよろこんでくれる

(秋冬素材 メリノウール裏毛)
いままでにないくらい くにゃくにゃもっちり かるふわ素材ができました

よはくのオリジナル素材はとても魅力的です

今後もおたのしみに。

綿の回収  一巡目

綿の回収
一巡目

去年、福島のkitenさんから頂いた和綿の茶綿を、育ててみたい方に種をお配りして約1年、いろいろなところで育った綿をお店に持って来て頂いたり、送って頂きました。ありがとうございます。

現在、順番に綿繰りをして、育ててくれた方に種を戻させて頂いてます。
3月末までには戻せるようにと思ってます。

綿繰りをしてみると自然環境で綿のつき方や綿の色や種の大きさがまちまちで、一つ一つが人のように違うのがとても楽しく、余白メンバーも時間が空いた時に綿繰りをしています。

これから回収した綿を、kitenさんから分けて頂いた綿と混ぜて糸にしていきます。
そして、何かしらの形にして行こうかと思います。

綿を育てて、たくさんの学びがあります。改めて綿にも野菜や果物、お米のように一年に一度の収穫の時期があることに気が付きます。

自分自身、服という形になると、そこがゴッソリ抜けていて、いつでも買えるモノになっていたなと。

このプロジェクトは、4.5年前位に綿花を栽培している農家さんと出会い。そこで体験したことが、自分の心の中で豊かさに繋がり、少しでも誰かと一緒に体験したいと思っていました。

コロナになって諦めていましたが、新たな出会いを頂き今回一巡目ができました。
まだ、形にもなっていませんが、3月末から4月上旬にかけて二巡目の種配りをしようと思っています。
改めてご連絡致しますので興味がありましたら参加して頂ければと。

改めてありがとうございました。
引き続きよろしくお願い致します。

追伸
綿繰り機を購入して、この先も気になって
糸紡ぎ機も購入しました。現在シーズンらしく1ヶ月半待ちなので待ち遠しいです。糸紡ぎスキルを身につけましたら、お店で体験ができるようにしますので、改めてご連絡致します。

あらたな活動

ワタナベコットンプロジェクト
通称ワタプロ

去年から始めた余白の活動

綿花を皆んなで育てて服にしてみたいと始めたプロジェクト。

このプロジェクトの大切なことは、特に失敗も成功もなく、まずは育てることをやってみようと思い始めた事です。

余白の服作りに欠かせない残反で服を作る。

かれこれ、10年近くそんなことで服を作っていました。
結果的に残反は出続けることがわかり、それから定番という形で服を作ることで残反が出ない仕組みにたどり着きました。

不思議なことに10年前は残反で服を作って販売していると、何でこれは安いの?
なんでこんなに素材がバラバラなの?

残反なんですと説明すると、怪訝な顔をして買ってくれないことがありましたが、今は勿体ないが当たり前になってきたので、価値観は時代と共に変化していくんだなと。

そして、次に考えたのは捨てられない服を作ることです。
それが、種から始まる服作り、ワタナベコットンプロジェクトです。

綿はまだまだ、お米や野菜のように私たちにとって身近な作物ではありません。
このプロジェクトで、もう少し綿と近づいて、食べものと同じような感覚になるようにと努力していきたいと思います。

まだまだ、時間はかかると思いますが循環するかたちになるまで諦めずに続けていこうと思います。

もしかしたら10年後それが当たり前になってると良いです。

お店に育てた綿を持ってきて頂いてありがとうございます。大切に使いたいと思います。

2021.12.31

今年もありがとうございました。

今年は私たちの中で1番のチャレンジであり、気づきを教えて貰えたのが茶綿栽培でした。

来年の1月から鳥越店舗では綿繰りと茶綿回収をします。

綿を育てることで、服の違う側面が見えてきました。

トレンドや機能性、デザインやライフスタイルの服ではなく、なんと言えば良いのでしょうか。

育む、繋がり、喜び、不安、諦め、愛おしさ、雨、空、寒い、暑い、太陽、土の匂い、虫、鳥、風、腰が痛い、季節の変化していくグラデーション、色々な自分の気分の気づき。

これから、綿と種を外し、糸にして編んで布にそして服になっていきます。服を作るのに1年以上かかります。

これからの過程の中でどんな気分がまっているのか楽しみです。気分の服はどんな着心地なんだろうと。

こんな時だから、自分の中から出てくる気分や気持ち。
誰かにやらされる事では無く、自分がやりたいと思う気持ちを大切に行動していくことが大事なんではないかなと思いながら、ここ数年行動してます。

そして、来年も自分達が楽しいと思えるモノを作ることで、その先に皆さんの笑顔が見えるのではないかと思います。

来年もよろしくお願い致します。
では、良いお年を。

2021-12-16 | ブログ, 服のこと

備後パンツ

お直しと染め替えと丈直しを 来年は形にしていきたい

備後パンツ 濃紺

2年くらい着用してくれてるお客様からのお直し依頼。

パジャマでも着てくれていて、濃紺の染めがデニムみたいに経年しています。

股のところが穴あいてたところを、
秋田の縫製工場に送り修復してもらいました。

信じられないくらい綺麗な状態で戻ってきました。着てくれている人と直してくれた職人さんに感謝です。

2021-12-13 | ブログ

和洋折衷パーカー

備後パンツを作ると必ず裁断屑がでるので、なんとなく勿体ないと思い集めていた備後絣のハギレ。

何に使うかは特に決めてもいないので、作るたびにでる裁断屑を工場から送って貰っていた。
もしかしたら、備後絣の機屋さんに見学に行ったときに作る過程を見たからかもしれない。おばあちゃんが糸を括ったり職人の方が草木や藍で染めたりシャトル機で織っていたのが記憶に残っていたからか。
機屋さんにあった古い時計がチクタク動く針の音と機械のガシャガシャという音が混ざり何だか過去なのか今なのか時間の感覚を忘れてしまったのを憶えている。

来年から、なまえのない服というシリーズを始めます。
それは今迄の余白のプロダクトをギュッとした感じになるかと思います。
これまでに色んな方法で作ってみて、何となく今作りたいと思う方法が見つかったのでやってみようと思います。

それのまずはテスト版にちかいかもしれない。

日本の布、ハギレ、残反、日常着、一点一点違う柄、そんな要素が入った和洋折衷パーカー

残反から残糸、反毛から和綿栽培、そして裁断屑。
資源を無駄なく使い切れるように作り、気持ち良く着たおしてゴミで燃えて灰になって無くなるまでの過程を大切にしているのが余白です。

そんな一貫のテスト版なまえの無い服です。

店舗・オンラインショップで販売いたします。

茶綿回収します(種から始まる服作り watanabe cotton project)

今年の春からはじまった、茶綿のタネを配りそれぞれの環境で育てて、
綿(ワタ)がはじけて収穫できたら皆さんから回収して、生地にして服にするプロジェクト。

今年は、16名くらいの方が育ててくれています。

種を配る時期が少し遅かったり、はじめての経験の中、皆さん日々観察して愛情たっぷり育ててくださり、本当にありがとうございます!!

コロナ中でなかなか直接会えずとも、茶綿栽培のおかげで、コミュニケーションできたことも嬉しい日々でした。

すでに余白へ届けてくれた方もいらっしゃいますが、来年1月の綿くり体験イベントに合わせて、皆さんのワタも回収させていただきます。

お店に来られる方は、手動綿くり機でぜひ種とワタを分ける体験をしてみてください。
(どなたでも体験できます)

2022年は3月~4月頃に、茶綿のタネを配りますので、栽培してみたい!という方は、お知らせを楽しみにお待ちください。

綿(ワタ)の回収方法🌱🌱

① 余白店舗に持ってくる
② 郵送する
〒111-0054
東京都台東区鳥越2-2-7 余白

*1月末までに回収できた綿は、来年の生地に入れさせていただきます
その後も随時回収はしています

*茶綿のタネは、福島県いわき市で茶綿栽培をされている起点さんから譲っていただきました。→起点

余白営業日  (1/7〜)

金 13:00-18:00
土 12:00-18:00


2021-11-17 | ブログ, お店のこと

禅の友 2021 11月号

禅の友 2021

11月号の「いま伝えたいこと」で、余白を取材していただいた様子が掲載されています。

聞き手&ライターのれいこさんは、”種からはじまる服づくり”に友だちと参加してくれていて、余白の取組みに興味を持っていただいたのがきっかけで、お茶するみたいにお話したいとの一声で、取材していただきました。

働くきっかけや、自分が見てきた余白の服づくりの取組み(再生から茶綿栽培まで)についてお話しています。


当日はボイスレコーダーなし、れいこさんの記憶に残ったことのみ書いていただいてます。

屋上でお茶しながらこんなにもリラックスして取材を受けられたこと、
真剣なときこそリラックスな2人、かっこよかった。れいこさんとカメラマンの咲子さん、ありがとうございました。

そして、余白 で働く時間の中に、自分のことも自然とまざっていられる、ありがたい環境に感謝しています。

禅の友2021 11月号は、店舗に数冊ありますので、ご興味のある方はスタッフへお声がけください。

writings 三須れいこ
photos  園田咲子

2021-07-29 | ブログ, 服のこと

残反から生まれた ドバイパンツ

残反から生まれた
ドバイパンツ


余白には再生シリーズというプロダクトがある。

これはyohakuの前のブランド名yutoritoという名前で始めた時に、地球環境とか再生とか微塵も考えずに、ただただ食っていくために死に物狂いで残反の生地で服を作っては売るという修行みたいなことをやっていた時期がある。

そんな日々の中でも、これは有限の資源ではないかと思うようになり、ゴミとは何だろう?使い切ったモノがゴミ?使わないで放置したモノもゴミ?使ってないけど邪魔だから捨てるゴミ?使いかけのゴミ?

ん?ゴミではなく、これは資源だと思うようになった。

人が意識を向けなくなかった瞬間にゴミになる。
ならば、そこに意識を向けて何かほかに役に立つものにならないかと考え始めた。

色んな素材の残反で色んな形を作ってみた。
その中でベストな形と素材の組み合わせを見つけてできたのがドバイパンツ。

その前に何でドバイパンツというところもあるが、それは置いといて。

残反を使いながら素材と形の相性を学んだ。

残反を使い切りながら、残反が出ない仕組みを作った。
ロスが出ないようにする事で、無理なくコストの圧縮ができる。

誰かにコストの負担をさせるのでは無く、事前にロスをいかに無くすかが大切。

残反、残糸、そこから学んだ事で残反、残糸がでない定番素材を作るようになった。

そして、次はハンモウと綿花栽培。余す事なく使い切る。

そして、なぜ使い切ることが大切なのかを学ぶ為の綿花栽培。

全ては一つに繋がり心地良い循環が作れるのではと考えています。

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